応用和漢医薬学
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Program of Applied Natural Medicine

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応用和漢医薬学
プログラム

“人”と“地”の健康に、医薬学と理工学の融合的教育により、和漢医薬学を応用した創薬や病態解析研究を進め、人々の健康と学術研究の進歩に貢献できる人材の育成で貢献

応用和漢医薬学プログラムでは、医薬学と理工学の融合的教育により、和漢薬を活かした新しい医薬品の創生、創薬資源の開発、植物性医薬品等のレギュレーション、分子から臓器連関までを網羅した病態解析、未病の科学的解明など、特徴ある専門的教育により、俯瞰力、実践力、応用力を養います。次世代医療の創生に貢献できる、研究者、教育者、技術者、及び審査官など多彩な人材の育成を目指しています。

研究テーマ

研究テーマピックアップ

  • 最近の研究トピック

    最近の研究トピック

    • 単一の制御因子を用いて植物ステロイド成分蓄積の短期間での誘導に成功-「植物バイオものづくり」の新手法
    • 機能性ペプチドであるLassoペプチドにD-アミノ酸が導入される機構を解明
    • 免疫抵抗性を示すがん腫に有効な新規治療戦略の開発に成功〜薬の力でがん細胞を免疫応答から認識され易くする〜
    • がん微小環境をターゲットとした薬用植物からの新規膵がん治療薬の開発
    • アルツハイマー病マウスの脳で萎縮した軸索を再び伸ばしつなげて記憶障害を回復させるジオスゲニンの分子メカニズム
  • 最近の研究トピック

    最近の研究トピック

    • 単一の制御因子を用いて植物ステロイド成分蓄積の短期間での誘導に成功-「植物バイオものづくり」の新手法
    • 機能性ペプチドであるLassoペプチドにD-アミノ酸が導入される機構を解明
    • 免疫抵抗性を示すがん腫に有効な新規治療戦略の開発に成功〜薬の力でがん細胞を免疫応答から認識され易くする〜
    • がん微小環境をターゲットとした薬用植物からの新規膵がん治療薬の開発
    • アルツハイマー病マウスの脳で萎縮した軸索を再び伸ばしつなげて記憶障害を回復させるジオスゲニンの分子メカニズム
  • 博士前期課程
  • 博士後期課程

教育目的・教育目標・3つのポリシー

大学院の目的

本学大学院は、学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥を究め、又は高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培い、文化の進展に寄与することを目的とする。

教育研究上の目的

幅広い知識を基盤とした和漢医薬学を応用できる専門性の高い知識と技術を授け、和漢医薬学研究に基づいた医薬品開発とレギュレーション、未病研究に基づいた健康・医療の創生などを行える薬科学関連領域の研究者・教育者・技術者、および審査官(行政官)など、和漢医薬を含めた伝統医薬からの創薬と人々の健康維持、並びに学術研究の進歩に貢献できる人材を育成することを目的とする。

ディプロマ・ポリシー

修了認定・学位授与の方針

応用和漢医薬学プログラム博士前期課程では、教育研究上の目的に示した人材を育成することが社会から期待されている。そのような人材を育成するために、本プログラムでは、原則2年以上在学し、所定の課程を修め必要な単位を修得し、かつ研究指導を受けた上で、修士論文の審査及び試験に合格し、「基盤的能力」、「専門的学識」、「倫理観」、「創造力」を身に付けた者に修士(薬科学)の学位を授与する。

到達目標及び到達指標

基盤的能力

  • 〈学修成果〉研究遂行に必要な応用和漢医薬学関連領域の幅広い学識と総合的な判断力を身につけている。
  • 〈到達指標〉講義科目の修了要件単位を修得していること。

専門的学識

  • 〈学修成果〉応用和漢医薬学関連領域の発展に寄与する研究者・教育者・技術者として必要な専門知識、技術を身につけている。
  • 〈到達指標〉演習及び応用和漢医薬学特別研究の修了要件単位を修得していること。

倫理観

  • 〈学修成果〉研究倫理や関連する法令の規範意識及び人間尊重の精神を身につけている。
  • 〈到達指標〉指定の研究倫理教育を修了していること。

創造力

  • 〈学修成果〉専門知識、技術を統合、応用して創造性の高い研究を遂行し、応用和漢医薬学関連領域の諸課題を解決するための素養、及び研究成果やその価値を説明、議論できる能力を身につけている。
  • 〈到達指標〉修士の学位論文の審査及び試験に合格していること。

カリキュラム・ポリシー

教育課程編成方針

応用和漢医薬学プログラム博士前期課程では、修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる4つの能力を修得させるため、体系的な教育課程を編成する。
薬学、医学、理工学との協同体制を基盤とし、和漢医薬学と理工学の融合教育によって特色ある教育課程を編成する。

教育課程実施方針

2年間の講義・演習・実験実習によるカリキュラムを実施する。講義は、大学院共通科目、医薬理工学環共通科目を履修する他、各専門分野が実施するものを学生が主体的に選択できるものとする。演習と特別研究は、研究室等で実施する。

学修内容、学修方法及び学修成果の評価方法

基盤的能力

  • 〈学修内容〉応用和漢医薬学関連領域の幅広い知識の修得のために、和漢医薬学、臨床医学、化学・応用化学・生命工学分野の講義を実施する。
  • 〈学修方法〉講義形式により学修する。
  • 〈学修成果の評価方法〉試験やレポート等により成績評価基準に基づき総合的に評価する。

専門的学識

  • 〈学修内容〉応用和漢医薬学関連領域の研究者・教育者・技術者として必要な専門知識、技術を修得するために、演習及び応用和漢医薬学特別研究を実施する。
  • 〈学修方法〉演習科目では、各専門分野における最新の知見について紹介するとともに、それに基づく討論を行う。
    応用和漢医薬学特別研究では、各分野における背景に基づいて設定された研究課題に取り組みながら、専門知識や技術について実践的に指導を受ける。
    融合型・分野横断的教育を目的として、分野を横断した他の研究室での実験・実習指導や他分野の教員を副指導教員とするシステムを導入する。
  • 〈学修成果の評価方法〉プレゼンテーションや質疑応答を行い、その成果を総合的に評価する。

倫理観

  • 〈学修内容〉研究倫理の規範意識や人間尊重の精神を養うために、研究倫理教育を実施する。
  • 〈学修方法〉研究倫理教育については、講義又はe-ラーニング形式により学修する。研究に関わる法令や各種申請の手続きについて、研究室で指導を受ける。
  • 〈学修成果の評価方法〉研究倫理教育を受講した上で、法令・研究倫理の遵守に関する学位論文評価基準により評価する。

創造力

  • 〈学修内容〉創造性の高い研究を遂行するための素養及び研究価値を説明、議論できる能力の修得のために、応用和漢医薬学特別研究を実施し、その成果をまとめて修士の学位論文を作成するとともに、修士論文発表会にて発表を行う。
  • 〈学修方法〉論文及び発表資料の作成法やプレゼンテーションの手法を研究室の教員から指導、添削を受け、学位論文を完成させる。
  • 〈学修成果の評価方法〉修士論文発表会のプレゼンテーションや質疑応答、学位論文評価基準に基づく学位論文の審査及び試験により総合的に評価する。

アドミッション・ポリシー

入学者受入れの方針

応用和漢医薬学プログラム博士前期課程では、修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示す人材育成の目的に基づき、総合的な判断力を持った創造性豊かな研究者、教育者及び技術者を志し、応用和漢医薬学の基礎と実践を学びたいという意欲を持つ者を受け入れる。

入学者選抜の基本方針(入試種別とその評価方法)

学部卒業見込みの者だけでなく、社会人等の多様な学生を受け入れるため、4月入学と10月入学を認め、年2回の入学者選抜を実施する。また外国人留学生特別入試を実施する。

一般入試

入学者の選抜は、小論文・適性検査、外国語(英語)試験、口述試験及び成績証明書の成績により、4年制学部卒業相当の学力、意欲、能力等について評価する。

外国人留学生特別入試

入学者の選抜は、小論文・適性検査、外国語(英語)試験、口述試験及び成績証明書の成績により、4年制学部卒業相当の学力、意欲、能力等について評価する。

求める資質・能力

基盤的能力

  • 〈求める資質・能力〉4年制学部教育卒業レベルの薬学あるいは理工学の基礎知識及び語学力を身につけている。
    応用和漢医薬学関連領域の知識を修得したいという意欲を持っている。

専門的学識

  • 〈求める資質・能力〉専門知識、技術の修得のために必要な基礎知識、語学力、理解力及び論理的思考能力を身につけている。

倫理観

  • 〈求める資質・能力〉一般的な倫理観、道徳観を身につけている。

創造力

  • 〈求める資質・能力〉応用和漢医薬学関連領域の研究課題に取り組み、それを解決して社会に貢献したいという意欲を持っている。

カリキュラム・履修モデル

カリキュラムマップ

応用和漢医薬学プログラムカリキュラムマップ

履修モデル

研究テーマ:新しい治療薬開発に向けた天然物由来の活性分子の研究

養成する具体的な人材像:和漢医薬学の特徴を生かした治療法の開発、製品の開発・管理ができる研究者、技術者

大学院共通科目 学環共通科目 プログラム専門科目
専門科目 演習・特別研究
1年次 1T
研究倫理 1
英語論文作成Ⅰ 1
科学技術と持続可能社会 1
総合医薬学 1
生体機能性分子工学演習 2
応用和漢医薬学特別研究 10
2T
知的財産法 1
神経解剖生理病態学 1
3T
応用和漢医薬学序論 1
ファーマ・メディカルバイオ序論 1
分子化学序論 1
生体機能化学Ⅰ 1
生体有機化学特論 1
有機金属化学Ⅰ 1
4T
創剤学特論 1
応用和漢医薬学特論 1
生体機能化学Ⅱ 1
2年次 1T
創薬工学特論Ⅰ 1
2T
創薬工学特論Ⅱ 1
3T
有機金属化学Ⅱ 1
4T
取得単位数 4 4 10 12
22

修得単位数合計:30単位

研究テーマ:新しい和漢薬資源の開発に向けた天然物の成分研究

養成する具体的な人材像:和漢薬からの医薬品開発とレギュレーションに携わる審査官、研究者

大学院共通科目 学環共通科目 プログラム専門科目
専門科目 演習・特別研究
1年次 1T
研究倫理 1
データサイエンス特論 1
資源科学演習 2
応用和漢医薬学特別研究 10
2T
知的財産法 1
神経解剖生理病態学 1
薬理薬剤学序論 1
3T
科学技術と持続可能社会 1
理工系生命科学特論 1
応用和漢医薬学序論 1
ファーマ・メディカルバイオ序論 1
応用天然物化学序論 1
4T
応用和漢医薬学特論 1
臨床研究の計画法 1
薬理学・遺伝子工学特論 1
2年次 1T
天然物レギュレーション特論 1
薬理学特論 1
資源植物学特論Ⅰ 1
2T
資源植物学特論Ⅱ 1
応用天然物化学特論 1
3T
4T
取得単位数 4 4 10 12
22

修得単位数合計:30単位

教員一覧

研究領域 教員氏名 リンク
天然物創薬学 教授森田 洋行
天然物創薬学 准教授AWALE SURESH
神経機能学 教授東田 千尋
神経機能学 准教授東田 道久
生体防御学 教授早川 芳弘
生体防御学 准教授渡辺 志朗
複雑系解析学 教授中川 嘉
複雑系解析学 准教授金 俊達
未病学 教授小泉 桂一
未病学 准教授奥 牧人
漢方診断学 教授柴原 直利
生体機能化学 教授井川 善也
生体機能化学 講師松村 茂祥
生体制御学 教授唐原 一郎
天然物合成化学 准教授宮澤 眞宏
天然物合成化学 講師横山 初
生体機能性分子工学 教授豊岡 尚樹
生体機能性分子工学 助教岡田 卓哉
有機合成化学・創薬工学 教授阿部 仁
生体情報薬理学 准教授髙﨑 一朗

教育目的・教育目標・3つのポリシー

大学院の目的

本学大学院は、学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥を究め、又は高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培い、文化の進展に寄与することを目的とする。

教育研究上の目的

和漢医薬学を応用できる専門的で幅広い知識と技術を授け、医薬品開発とレギュレーション、未病研究に基づいた健康・医療の創生などを行える薬科学関連領域の研究者・教育者・技術者、および審査官(行政官)など、和漢医薬を含めた伝統医薬からの創薬と人々の健康維持、並びに学術研究の進歩に貢献できる高度な人材を育成することを目的とする。

ディプロマ・ポリシー

修了認定・学位授与の方針

応用和漢医薬学プログラム博士後期課程では、和漢医薬学を応用できる専門的で幅広い知識と技術を授け、医薬品開発とレギュレーション、未病研究に基づいた健康・医療の創生などを行える薬科学関連領域の研究者・教育者・技術者、および審査官(行政官)など、和漢医薬を含めた伝統医薬からの創薬と人々の健康維持、並びに学術研究の進歩に貢献できる人材を育成することを目的としている。
この目的に基づいて、本プログラムでは、原則3年以上在学し、所定の課程を修め必要な単位を修得し、かつ研究指導を受けた上で、博士論文の審査及び試験に合格し、「基盤的能力」、「専門的学識」、「倫理観」、「創造力」を身に付けた者に博士(薬科学)の学位を授与する。

到達目標及び到達指標

基盤的能力

  • 〈学修成果〉研究遂行に必要な応用和漢医薬学関連領域の幅広い豊かな学識と総合的な判断力を身につけている。
  • 〈到達指標〉講義科目の修了要件単位を修得していること。

専門的学識

  • 〈学修成果〉応用和漢医薬学関連領域の発展に寄与する自立して研究活動を行う教育研究者、高度に専門的な業務に従事する高度専門職業人として必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識、技術、態度を身につけている。
  • 〈到達指標〉演習及び応用和漢医薬学特別研究の修了要件単位を修得していること。

倫理観

  • 〈学修成果〉教育研究者又は高度専門職業人として活動する上で必要な研究倫理や関連する法令の規範意識及び人間尊重の精神を身につけている。
  • 〈到達指標〉「応用和漢医薬学特別研究」の単位を修得していること。
    研究倫理に関する規範意識を身につけていること。

創造力

  • 〈学修成果〉幅広い専門知識、高度な技術を統合、応用して創造性の高い研究を遂行し、課題を解決する能力、研究成果の意義を説明、議論し国際社会に発信できる能力、及び豊かな学識を身につけている。
  • 〈到達指標〉博士の学位論文の審査及び試験に合格していること。

カリキュラム・ポリシー

教育課程編成方針

応用和漢医薬学プログラム博士後期課程では、修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる4つの能力を修得させるため、体系的な教育課程を編成する。
薬学、医学、理工学との協同体制を基盤とし、和漢医薬学と理工学の融合教育によって特色ある教育課程を編成する。

教育課程実施方針

3年間の講義・演習・実験実習によるカリキュラムを実施する。講義は、大学院共通科目、学環共通科目を履修するほか、各専門分野が実施するものを学生が主体的に選択できるものとする。
演習と特別研究は、研究室等で実施する。

学修内容、学修方法及び学修成果の評価方法

基盤的能力

  • 〈学修内容〉応用和漢医薬学関連領域の最先端の知識と技術の修得のために、特論、実習、演習等を実施する。
  • 〈学修方法〉講義及び実習形式により学修する。
  • 〈学修成果の評価方法〉試験やレポート等により成績評価基準に基づき総合的に評価する。

専門的学識

  • 〈学修内容〉応用和漢医薬学関連領域の教育研究者又は高度専門職業人として必要な高度の専門知識、技術を修得するために、プログラム科目の講義及び実習・演習・特別研究を実施する。
  • 〈学修方法〉講義科目では対面又は多様なメディアを高度に利用して学修する。演習科目では、各専門分野における最新の知見について紹介するとともに、それに基づく討論を行う。演習では、各分野における背景、課題及び最新の知見について紹介するとともに、それに基づく討論を行う。
    応用和漢医薬学特別研究では、各分野における背景に基づいて課題を設定し、その研究課題に取り組みながら、先端的な専門知識や技術について実践的に指導を受ける。
    融合型・分野横断的教育を目的として、分野を横断した他の研究室での実験や演習、及び他分野の教員を副指導教員とするシステムを導入する。
  • 〈学修成果の評価方法〉講義では、試験やレポート等により成績評価基準に基づき総合的に評価する。
    演習・特別研究では、プレゼンテーションや質疑応答を行い、その成果を総合的に評価する。

倫理観

  • 〈学修内容〉高度専門職業人又は教育研究者として活動する上で必要な研究倫理の規範意識や人間尊重の精神を養うために、研究倫理教育を実施する。
  • 〈学修方法〉特別研究を中心に主指導教員、副指導教員等から研究倫理の規範意識や人間尊重について指導を受ける。
    また博士前期課程で大学院共通科目「研究倫理」を履修していない場合は、講義及びe-ラーニング形式により必ず学修する。研究に関わる法令や各種申請の手続きについて、研究室で指導を受ける。
  • 〈学修成果の評価方法〉研究倫理教育を受講した上で、法令・研究倫理の遵守に関する学位論文評価基準により評価する。

創造力

  • 〈学修内容〉応用和漢医薬学関連領域における背景を理解した上で解決すべき課題を設定する能力を養成するために、「先端研究企画演習」を実施する。また、創造性の高い研究により応用和漢医薬学関連領域の課題を解決する素養と、研究成果やその価値を説明、議論できる能力を養成するために、「学際融合発表演習Ⅰ・Ⅱ」を実施する。さらに「応用和漢医薬学特別研究」を実施し、その成果をまとめて博士の学位論文を作成するとともに、博士論文発表会にて発表を行う。
  • 〈学修方法〉研究企画書、論文及び発表資料の作成法やプレゼンテーションの手法を指導教員から指導、添削を受け、研究発表を行うとともに、博士学位論文を完成させる。
  • 〈学修成果の評価方法〉「先端研究企画演習」では研究企画書を推敲し、その成果を総合的に評価する。「学際融合発表演習Ⅰ・Ⅱ」では、プレゼンテーションや質疑応答を行い、その成果を総合的に評価する。また博士論文発表会のプレゼンテーションや質疑応答、学位論文評価基準に基づく博士学位論文の審査及び試験により総合的に評価する。

アドミッション・ポリシー

入学者受入れの方針

応用和漢医薬学プログラム博士後期課程では、修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示す人材育成の目的に基づき、総合的な判断力を持った創造性豊かな研究者、教育者及び技術者を志し、応用和漢医薬学の基礎と実践を学びたいという意欲を持つ者を受け入れる。

入学者選抜の基本方針(入試種別とその評価方法)

大学院博士前期(修士)課程修了見込みの者だけでなく、社会人等の多様な学生を受け入れるため、4月入学と10月入学を認め、年2回の入学者選抜を実施する。また外国人留学生特別入試を実施する。

一般入試

入学者の選抜は、小論文・適性検査、外国語(英語)試験、口述試験及び成績証明書の成績により、大学院博士前期(修士)課程修了相当の学力、意欲、能力等について評価する。

外国人留学生特別入試

入学者の選抜は、小論文・適性検査、外国語(英語)試験、口述試験及び成績証明書の成績により、大学院博士前期(修士)課程修了相当の学力、意欲、能力等について評価する。

求める資質・能力

基盤的能力

  • 〈求める資質・能力〉大学院博士前期(修士)課程修了レベルの薬学あるいは理工学の基礎知識及び語学力を身につけている。
    応用和漢医薬学関連領域の幅広い知識を修得したいという意欲を持っている。

専門的学識

  • 〈求める資質・能力〉高度な専門知識、技術の修得のために必要な基盤的専門知識、語学力、理解力及び論理的思考能力を身につけている。

倫理観

  • 〈求める資質・能力〉大学院博士前期(修士)課程で求められる倫理観、道徳観を身につけている。

創造力

  • 〈求める資質・能力〉応用和漢医薬学関連領域の重要な研究課題に創造性豊かに取り組み、研究を通じて社会に貢献したいという意欲を持っている。

カリキュラム・履修モデル

カリキュラムマップ

応用和漢医薬学プログラムカリキュラムマップ

修了要件:16単位以上修得及び博士論文試験・審査に合格

履修モデル

研究テーマ:和漢医薬を含めた伝統医薬からの創薬

養成する具体的な人材像:生薬を扱う製薬企業の研究者

大学院共通科目 学環共通科目 プログラム専門科目
専門科目 特別研究
1年次 1T
応用和漢医薬学特別研究 10
2T
先端研究企画演習 1
3T
学際融合発表演習Ⅰ 1
4T
国際応用和漢医薬学特論 1
2年次 1T
2T
3T
学際融合発表演習Ⅱ 1
4T
3年次 1T
応用和漢医薬学特別演習 2
2T
3T
4T
取得単位数 2 1 3 10
13

研究テーマ:有用天然資源の持続的活用と創薬への展開

養成する具体的な人材像:⽣薬を扱う製薬企業や研究所で研究プロジェクトを主導できる研究者

大学院共通科目 学環共通科目 プログラム専門科目
専門科目 特別研究
1年次 1T
応用和漢医薬学特別研究 10
2T
先端研究企画演習 1
3T
学際融合発表演習Ⅰ 1
4T
2年次 1T
2T
3T
学際融合発表演習Ⅱ 1
応用和漢医薬学特別実習 1
4T
3年次 1T
応用和漢医薬学特別演習 2
2T
3T
4T
取得単位数 2 1 3 10
13

教員一覧

研究領域 教員氏名 リンク
資源科学 教授庄司 翼
天然物創薬学 教授森田 洋行
天然物創薬学 准教授AWALE SURESH
神経機能学 教授東田 千尋
生体防御学 教授早川 芳弘
生体防御学 准教授渡辺 志朗
複雑系解析学 教授中川 嘉
複雑系解析学 准教授金 俊達
未病額 教授小泉 桂一
臨床薬剤学 教授加藤 敦
生体機能化学 教授井川 善也
生体機能化学 講師松村 茂祥
生体防御学 教授唐原 一郎
遺伝情報工学 教授黒澤 信幸
有機合成化学・創薬工学 教授阿部 仁
生体情報薬理学 准教授髙﨑 一朗

 

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